【World Gin MAKERS〜世界の造り手さんたちに想いを聞く〜】第1回酒蔵インタビュー 積丹スピリットさま

【World Gin MAKERS〜世界の造り手さんたちに想いを聞く〜】第1回酒蔵インタビュー 積丹スピリットさま

こんにちは、イエのみのミカタ広報の藤枝です。
突然ですが、世界にはどれほどジンの酒蔵さんがあるかご存知ですか?
GinnyClubでは、世界のジンの造り手さんたちに「どんな想いでジンを造っているのか」「ビギナージニーの皆さんに知ってほしいこと」などをインタビューさせていただく企画“World Gin MAKERS〜世界の造り手さんたちに想いを聞く〜“をお届けします。

記念すべき第1弾となる今回は、北海道積丹町にある「積丹スピリット」様にインタビューさせていただきました。『火の帆』(ほのほ)をはじめ、オリジナルのクラフトジンやスピリッツを造られている話題の造り手さんです。


◉今回お話を伺った方:ボタニカル生産/蒸留担当 岩崎さま
今回お話を伺ったのは、積丹スピリットでボタニカル生産とジン製造を担当されている岩崎さま。2019年に積丹スピリットにボタニカル生産の担当者として着任されましたが、その後ジンの製造をすることに。それまでお酒を作ったことはなかったそうですが、ものづくりが好きだったこともあり、独学でジンづくりをされています。

                  


◉北海道積丹町(しゃこたん)とは
まず、北海道積丹町について少しお伝えします。
北海道積丹町は、日本海側積丹半島に位置する町で、約200万年前に火山活動によって創られました。人口1,800人強の小さなまちですが、山と海が近く自然に恵まれています。
ちなみに、積丹ブルーと呼ばれる海はとても美しく、積丹スピリットHPのロゴをよく見てみると、積丹の青く美しい海が模様として入っています。必見!



◉積丹スピリット誕生秘話
積丹スピリットは、積丹町の地方創生のためのアイディアがきっかけで誕生したそうです。
元々積丹雲丹(ウニ)に代表されるような漁業中心のまち積丹ですが、海と山が近い半島という自然条件はボタニカルの生産に適しており、ボタニカルスピリッツ代表であるジンをつくることになったそうです。



◉オール積丹生まれのジンをつくりたい
現在積丹スピリットの代表格『火の帆』は、北海道産のボタニカルを使用してつくられているそうです。そして実は、積丹スピリットの敷地内にもボタニカル農園があり、自社生産しているボタニカルも多数。その分、原料の加工が一番大変な工程だとおっしゃっていました。普通、外部から調達することが多いボタニカルは、乾燥処理されていたり、細かく刻んであったりと、すぐに原料として蒸留工程に回すことが出来ます。しかし、それらを自社生産すると、収穫から加工までの工程も含めて自社で行わなければいけない為、その分手間ひまがかかることに。それでもあえて自社生産に取り組んでいるところに、積丹スピリットのこだわりを感じますね。
将来目指すのは“オール積丹産のジン“をつくること。長い年月をかけて、ボタニカルを樹木から育てているそうです。
積丹スピリットさまのボタニカル農園

 


◉今後積丹スピリットが目指すもの
「2015年頃から日本ではクラフトジンブームが始まりました。しかし、世界的に見ればまだまだ飲まれていません。今後、ジンの人気をもっと高めていきたいです。ちなみに、積丹町では当初、町民のジンに対する認知度はそこまで高くありませんでしたが、最近はジンを知っている人も増えたそうです。
そして、何度も触れていますが“オール積丹産のクラフトジン“を皆様にお届けすること。
現在、どうしても海外からしか手に入らない原材料もありますが、すべて積丹町で栽培したいです。」
岩崎様は、積丹スピリットが目指す未来の姿を熱く語ってくださいました。

 


◉今回お話を伺った岩崎さまが思う、ジンの魅力
「積丹スピリットでは、蒸留機で20種類くらいのシングルボタニカルスピリッツを作り、ブレンドすることでクラフトジンをつくっています。ブレンドの組み合わせは無限にあるので、そこが楽しいですね。お客様にも、そんなジンの魅力を味わっていただきたいです。
そして、植物の香りや風味を半永久的に保存できるのもジンの魅力だと思います。例えば、難破船から何十年も前のお酒が見つかった時、飲めちゃいますよね。ジンのようなアルコール度数の高いお酒は、半永久的に腐敗せず香りや風味を閉じ込めることができるので、そこも魅力だと思います。」
そう語っていただいた岩崎さまは、本当にジンづくりを楽しんでおられるようでした。
積丹スピリットさま 蒸溜所の様子

 


◉編集後記
今回、“日本ジンのいま“特集第1弾として積丹スピリットさまにお話を伺いました。
まだまだビギナージニーの私ですが、ボタニカルに対するこだわりやジンの魅力、そもそも積丹町にクラフトジンが生まれた背景など知ることができ、大変勉強になりました。

皆さんの地元にも、クラフトジンの酒蔵さんはありますか?
近くにある方は、ぜひ一度訪ねてみると面白いかもしれません。
今後も日本全国の酒蔵さんにインタビューをさせていただき、皆さまのジンライフを盛り上げていきます!

今回お話を伺った積丹スピリットさまのFacebookはこちら👇
https://www.facebook.com/shakotanspirit







お酒は20歳になってから