初めまして、イエのみのミカタ広報の藤枝です。
ロンドン留学をきっかけにどハマりしてしまった「ジン」について、皆さんと一緒に勉強していくメディア “Ginny Club” の配信を開始します。
初回投稿となる今回は、最近話題のジンとクラフトジンのキホンのキを勉強していきましょう✏️
▶︎ジンメディア「Ginny Club」〜ビギナージニーに贈るちょっとオシャレなクラフトジンの世界〜とは
Ginny Clubは、クラフトジン専門のオンラインショップ「イエのみのミカタ」広報の藤枝が、国内外のクラフトジンについて学び皆さまにお伝えしていく、“ビギナージニー“の方向けのメディアです。
世界各国のクラフトジン事情や、ちょっと変わった文化、国内醸造所の情報など、わかりやすく楽しんでいただけるコンテンツをご用意しています!
▶︎ジニー(Ginny)とは
本国イギリスで最大のクラフトジンに関する情報メディア“Craft Gin Club”では、ジンの愛好家をジニー(Ginny)と呼んでいます。
World Gin Dayにはオンラインのイベントで集結したり、世界各国のジンを試したり、普段からジンライフを楽しんでいます。
Ginny Clubでは、私のように「最近クラフトジンにはまった!」「まだまだジンの勉強中!」という方をビギナージニーと名づけています。
▶︎最近のお酒事情
近年、若者のお酒離れが叫ばれています。実際に令和2年の国税庁の調査では、20〜29歳の男性は14.5%、女性は6.5%しか飲酒習慣がないと回答しています。ちなみに、「飲酒習慣がある人」の定義は、週3回以上飲酒する人です。この傾向が変わらないと仮定した場合、2040年時点の日本国内において、飲酒習慣のある人は男女合わせて約300万人減少すると言われています。そんな中、順調に市場を拡大しているのが「クラフトジン市場」なのです。
▶︎そもそもジンとは
ジンは世界4大スピリッツ(蒸留酒)のひとつで、ウォッカやラム、テキーラと並んで、カクテル素材としてよく使われるお酒です。 ジュニパーベリーという植物(ボタニカル)で風味づけをしている蒸留酒のことを「ジン」と呼びます。アルコール度数が37.5%以上であることも、ジンとして必要な要素です。
ジュニパーベリーの画像
💡豆知識💡
ちなみに、ジュニパーベリーはベリーと言いつつ酸っぱさはなく、その風味を“ウッディーで苦味と甘みがある“と表現されます。乾燥タイプのハーブとして、スーパーなどでも買えます。最近流行りのジビエ料理に使われることもしばしば。
▶︎クラフトジンとは
では、最近流行りの「クラフトジン」とは何を指すのでしょうか? 実は、「クラフトジン」の明確な定義はありません。造り手が様々なハーブやスパイスを加えて独自にアレンジしたジンのことを指します。素材に細やかな規程がない分、造り手の個性やこだわりが表れやすいのが特徴です。
💡豆知識💡
伝統的な3種類のジンとはロンドンドライ、プリマスジン、オールドトムジンのことを指します。ちなみに、ロンドンドライジンはロンドンで作られているわけではなく、その特徴的な製造過程のことを指しています。
ジンやクラフトジンについて、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
「イエのみのミカタ」が運営する本メディアでは、本国イギリスのジンメディアの情報をはじめ、国内外のジンに関する情報をみなさんに分かりやすくお伝えしていきます。
参考文献
https://wandsmagazine.jp/archives/11727
http://www.sakebunka.co.jp/archive/letter/pdf/letter_vol99.pdf
https://signal.diamond.jp/articles/-/323
https://www.instagram.com/p/CP2ngT9Bcxq/
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/boshujoho/pdf/0021005-079_03.pdf
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2021/pdf/000.pdf
https://www.craftginclub.co.uk/ginnedmagazine/what-is-gin-made-from-and-how-is-it-made