こんにちは 🌞Ginny Club 広報のほのぽんです。
本日ご紹介するのは、最近じわじわと話題になっている
アルコールフリーの ジンについてです。
ジンの香りや味は好きだけど、アルコールが得意じゃないという
ビギナージニーにぜひ読んでいただきたいです🌟
◉アルコールフリーのジンとは?
アルコールフリーのジンは、正確にいうとジンではありません。
とてつもなくジンの香りや味に近い、微量もしくは全くアルコール成分を含まない (0-5%程度)ビバレッジです。
なぜなら、ジンの定義のひとつに“アルコール度数 37.5%以上のもの“という 文言があるから。
では、アルコールフリーのジンはどのように造られるのでしょうか?
詳しくご紹介します!
◉アルコールフリージンの造り方
一旦、ボタニカルとベーススピリッツは蒸溜器に入れられます。
蒸溜器内で温められることで、ボタニカルの香りがついた蒸気が
発生します。
その蒸気を再冷却すると再び液体になり、それを水で薄めていきます。
ここまでは、一般的にジンが作られる工程と同じ。
ここからアルコールフリーのジンは、通常 2 倍で希釈するところを
それよりも多い回数で蒸溜し、通常よりも多い水で希釈します。
そうすることで、アルコール度数は下がりアルコールフリーのジンが出来上がるのです✨
ちなみに、ベーススピリッツを使用せず“マセラシオン“(醸し)という方法で造られることも。 マセラシオンとは、ジンと変わらない風味になるまでボタニカルを液体に浸す 手法を指します。
この工程を踏むことで、よりジンの風味や口当たりに近づくそう。
使用されるボタニカルは多種多様ですが、ジンの肝となるジュニパーベリーを
使うことで、アルコールフリージンとしてジンに近いビバレッジに仕上がります。
◉アルコールフリージンの楽しみ方
アルコールフリージンを初めて飲む方は、ぜひトニックウォーターで割って ジントニック風に✨
そのほか、様々な割材でジンモクテルをお楽しみいただけます!
◉日本でも手に入る ノンアルコールジン
実は、日本でもアルコールフリーのジンが造られています。
例えば、クラフトジンの代表格とも言える株式会社 越後薬草の“YASO“
から2022 年 3 月に “NON ALCOHOLIC YASO GIN 森の中にあるラベンダー畑“が 発売されました。
ジンの材料と同じジュニパーベリーをはじめ、ラベンダー、レモン、
モミの木の葉、 シナモン、タイム、カルダモンなどをボタニカルとして使用。
アルコール度数は 0.00%ながら、ソーダやトニックウォーターと合わせることで ジンカクテルのようなモクテルを楽しむことができます。
アルコールが飲めない方でも、ジンを楽しむことができるなんて
素敵ですよね!
世界的に注目を集めるアルコールフリーのジンをぜひお試ししてみては
いかがでしょうか?
参考文献
・https://www.craftginclub.co.uk/ginnedmagazine/alcohol-free-gin-everything-you-need-to- know-about-low-and-no-alcohol-spirits
・https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000057255.html