こんにちは、Ginny Club広報の藤枝です。
前回までのGinny Clubでは、ジンとクラフトジンの基本のきについて学んできました。ジンの歴史やジンの原材料にまつわるエピソードなど、ひとつでも発見があれば嬉しいです。
今回の記事では、世界のジン事情をランキング形式で勉強していきます✏️「ジンが一番飲まれている国は？」「一番人気のジンは？」少し意外な結果になっています。
▶︎世界で一番売れているジン
皆さんは世界で一番売れているジンをご存知ですか？
以前少し触れたようにジンの起源はヨーロッパ。しかし、2020年に世界で一番売れたジンはなんとフィリピンのGinebra San Miguelでした。その数なんと、312万ケース！
日本ではあまり馴染みがないこちらのブランドですが、この1年間世界で一番飲まれたジンになりました。
ちなみに、同年の2位以降は日本でもお馴染みゴードン、3位ボンベイサファイア、4位はタンカレー、5位はBEEFEATERでした。コンビニやスーパーでも手軽に購入できるブランドが多いですね。
1位 Ginebra San Miguel
2位 ゴードン
3位 ボンベイサファイア
4位 タンカレー
5位 BEEFEATER
＜写真出典＞
https://www.tanqueray.com/en-us/gins/tanqueray-no-10-gin
https://www.gordonsgin.com/en-row/home/
https://www.bombaysapphire.com/products/bombay-sapphire/
https://www.ginebrasanmiguel.com
▶︎ジンを一番よく飲む国（一人当たり）
では、世界で一番ジンが飲まれている国はどこでしょう？歴史的に見れば、イギリスやオランダが濃厚です。
少し前のデータにはなりますが、2017時点で1番ジンを飲んでいたのはスペインでした。一人当たり1.07lも消費していたことになります。
次に多かったのは、ベルギー、3位にオランダ、4位にイギリス、5位にアイルランドと続きます。ちなみに、上位10カ国のうちアメリカ、カナダを除いて8カ国はヨーロッパの国がランクインしていました。
ちなみに、スペインでジンが広まったきっかけは1999年から2009年にかけてサンセバスチャンで開催されたサミットだったそう。このサミットでは、スペイン国内のエリートシェフたちが毎晩のようにお気に入りのバーで情報交換し、スパニッシュジントニックが誕生しました。
💡豆知識💡
スパニッシュジントニックは、伝統的なイギリス式のジントニックと大きく異なります。スパニッシュジントニックは、普通ロックグラスかハイボールのグラス、もしくはバルーングラスで提供されます。
通常のジントニックのレシピに加え、ジュニパーベリーやハーブ、レモンのスライスなどもグラスの中に入れて楽しむのが特徴です。
◀︎バルーングラス
本記事では、ジンにまつわるランキング2つをご紹介しました。
個人的には、フィリピンのジンが1番飲まれていたこと、一人当たりのジン消費量が一番多かったのはスペインであったことのどちらも意外な結果でした。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
「イエのみのミカタ」では、今回ご紹介したランキング上位のジンもお取り扱いしております。1杯だけ試してみたい、そんなあなたにおすすめです。
それでは、次回もまたGinny Clubでお会いしましょう🍸
参考文献
https://www.theiwsr.com/news-and-comment-provenance-and-profits-the-future-of-the-gin-industry/
https://theginisin.com/articles/what-is-the-most-popular-brand-of-gin/
https://www.statista.com/chart/12724/who-drinks-the-most-gin/
https://www.liquor.com/recipes/spanish-gin-and-tonic/
写真出典
https://www.tanqueray.com/en-us/gins/tanqueray-no-10-gin
https://www.gordonsgin.com/en-row/home/
https://www.bombaysapphire.com/products/bombay-sapphire/
https://www.bombaysapphire.com/products/bombay-sapphire/
https://www.ginebrasanmiguel.com